箱根そばは、たまに攻めてくる。
夏場の豆腐一丁そばは有名だし、季節ごとのキャンペーンでスレスレを突いてくる。
そんな箱根そばを通りがかりに、肉じゃがそばのポスターをみかけ、吸い寄せられるように入店。お好み焼き風カツ丼にもひかれたけど、散歩のオヤツにはちと重い。
みれば男爵いもがゴロリのビジュアルはかなりのインパクト。そばに肉じゃがをのせただけですが、何か? という潔さ。名は体を表すメニューだな。
勝手知ったる箱そばのツユも、肉じゃがのツユできもち甘みが強く、七味を多めに散らす。
肉じゃがをいきなり食べるのはなんか意地汚い気がして、まずはワカメをつつき、そばをすする。
さて、勢いづいたところで、ジャガ芋にとりかかる。えいっと箸で割り、ガブリとやればホクホク、アツアツ。味はそれほど染みておらず、断面にそばツユを吸わせておく。
丼ぶりにはそのほか、グリンピース、にんじん、ぶた肉などが陣取るも、不思議と違和感はない。
和食どうしの親和性なのかね、いやむしろカレー南蛮のカレー抜きに近いのかもしれない。
スルスルと食べ進め、最後のお楽しみにそばツユがしみたジャガ芋にパクリとかぶりつく。おいしさ、倍増してるネ。
肉じゃがそば。ありだけど、日常的には食べないかなぁ。それこそキャンペーンで見かけたから、食べておくか〜的な。マックの月見バーガーのような巡り合わせのひと品だネ。
思ったより腹くちくなりました。散歩ももう少し頑張らないと、カロリーオーバー不可避なり。
ごちそうさまでした。