いつからスパゲティのことをパスタというようになったのだろう。なんならスパゲッティーと呼んでたよね、このイタリア麺のことは。
調べると、イタリアの小麦粉系麺料理の総称がパスタなんだとか。つまりはスパゲティ、マカロニ、ラビオリ、ラザニア、形は違えど皆パスタ。
あれか、小麦粉界隈を粉もんと言うようなもんかな。うどん、たこ焼き、お好み焼き、みーんな粉もん。似てるけど、ちょっと違うかな。
ともあれ、こちらのシーフードスパゲティ。イタリアはわが国と緯度も近いし、海もあるし、火山もあるし、なんというか食が合う気がするよね。
そうこう考えるうちに、やってきました。パスタは待つな、なんてイタリアの格言を「旅ボン」で読んだけど、やはりアツアツはおいしいネ。
くるくる巻いてはハフハフ食べる。さすがにズルズルいくのはイカン。跳ねるしね。トマトソースがシャツについたら、なかなか落ちませんもの。
イカは歯ざわりサクサク、エビはプリプリと口の中で弾ける。あさり、ホタテが旨味を加えたその上に、季節がら牡蠣もいらっしゃる。旨し。
魚介のパスタにチーズはかけないのがイタリア流らしいけど、ついてくるものはなんでも使う。ハバネロソースも途中で振りかけて味変を楽しむ。
やはり、トマトソースは偉大だな。なんでもおいしくなる。18 世紀にアンデスから来るまで、何食べていたんだろうと訝しげなレベルだよな。
ボーノなパスタを食べ終え、最後に残ったトマトをパンにのせパクリ。水で口をサッパリさせたあと、食後のコーヒーをいただく。グラーッチェ。
ごちそうさまでした。