今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺喰らう(その 230)シーフードトマトソーススパゲティ

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いつからスパゲティのことをパスタというようになったのだろう。なんならスパゲッティーと呼んでたよね、このイタリア麺のことは。


調べると、イタリアの小麦粉系麺料理の総称がパスタなんだとか。つまりはスパゲティ、マカロニ、ラビオリ、ラザニア、形は違えど皆パスタ。


あれか、小麦粉界隈を粉もんと言うようなもんかな。うどん、たこ焼き、お好み焼き、みーんな粉もん。似てるけど、ちょっと違うかな。


ともあれ、こちらのシーフードスパゲティ。イタリアはわが国と緯度も近いし、海もあるし、火山もあるし、なんというか食が合う気がするよね。


そうこう考えるうちに、やってきました。パスタは待つな、なんてイタリアの格言を「旅ボン」で読んだけど、やはりアツアツはおいしいネ。


くるくる巻いてはハフハフ食べる。さすがにズルズルいくのはイカン。跳ねるしね。トマトソースがシャツについたら、なかなか落ちませんもの。


イカは歯ざわりサクサク、エビはプリプリと口の中で弾ける。あさり、ホタテが旨味を加えたその上に、季節がら牡蠣もいらっしゃる。旨し。


魚介のパスタにチーズはかけないのがイタリア流らしいけど、ついてくるものはなんでも使う。ハバネロソースも途中で振りかけて味変を楽しむ。


やはり、トマトソースは偉大だな。なんでもおいしくなる。18 世紀にアンデスから来るまで、何食べていたんだろうと訝しげなレベルだよな。


ボーノなパスタを食べ終え、最後に残ったトマトをパンにのせパクリ。水で口をサッパリさせたあと、食後のコーヒーをいただく。グラーッチェ。


ごちそうさまでした。