パイナップルというと、かつては缶詰に入っていた印象。流通が発達した今では、生パイナップルも手に入りやすく、気軽な果物になりました。
そしてパイナップルといえば酢豚問題。果物をオカズに入れるなんて、という声もあるけど、個人的にはありです。生ハムメロンくらいありです。
原体験とである給食がそうだったからだと思う。給食は残さず食べるものという義務感とともに、違和感なく酢豚ッブルを受け入れましたヨ。
で、こちらは私の信用厚い、ニッポンハムの中華名菜シリーズ。パッケージをみるにパイナップルは入っておらず、レシピにも勧められていない。
玉ねぎをくし形に切り、パプリカとともに炒め、酢豚本体を投入する。火が通ったらソースを混ぜ合わせて完成。実にいい香りですが彩りは地味。
でも、のり弁が黒一色だけどおいしいように、酢豚も茶色オンリーだけどおいしい。パプリカがなんとか色合いを主張しており、ガンバレと思う。
ここに至り、パイナップルに彩りとしての価値を見出す。まあ、今日はいれてないけどね。気が散ってすまない、と目の前の皿に詫びておく。
ともあれ、甘辛いタレが肉や野菜に程よく、ご飯が進むし、ビールにも合う。やはり中華は野菜が沢山とれるから重宝するなあ、としみじみ思う。
ごちそうさまでした。