今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

定食春秋(その 230)自家製・酢豚

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パイナップルというと、かつては缶詰に入っていた印象。流通が発達した今では、生パイナップルも手に入りやすく、気軽な果物になりました。


そしてパイナップルといえば酢豚問題。果物をオカズに入れるなんて、という声もあるけど、個人的にはありです。生ハムメロンくらいありです。


原体験とである給食がそうだったからだと思う。給食は残さず食べるものという義務感とともに、違和感なく酢豚ッブルを受け入れましたヨ。


で、こちらは私の信用厚い、ニッポンハムの中華名菜シリーズ。パッケージをみるにパイナップルは入っておらず、レシピにも勧められていない。


玉ねぎをくし形に切り、パプリカとともに炒め、酢豚本体を投入する。火が通ったらソースを混ぜ合わせて完成。実にいい香りですが彩りは地味。


でも、のり弁が黒一色だけどおいしいように、酢豚も茶色オンリーだけどおいしい。パプリカがなんとか色合いを主張しており、ガンバレと思う。


ここに至り、パイナップルに彩りとしての価値を見出す。まあ、今日はいれてないけどね。気が散ってすまない、と目の前の皿に詫びておく。


ともあれ、甘辛いタレが肉や野菜に程よく、ご飯が進むし、ビールにも合う。やはり中華は野菜が沢山とれるから重宝するなあ、としみじみ思う。


ごちそうさまでした。