今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺喰らう(その 447)九州麦味噌らーめん

f:id:socius_lover:20201216143602j:plain


ヒトは誰しも、限定に弱い。ましてや季節限定、数量限定ラーメンと言われたら、どうして食べないでいられようか。ためらわずボタンをポチリ。


食券を出すと「お時間かかりますが」とのこと。望むところダ、いい作品のためならいくらでも待ちます、なんて実在しなさそうな編集者の心境。


麦味噌って、耳慣れないな。限定だからか、壁のお品書きにもなく、謎は深まる、期待は高まる。ググれば、九州や四国で食べられているようす。


なるほど、こうきたか。スープを飲めば、味噌の甘みがしっかりわかる。塩っけではなく、丸みを帯びた味噌の味は、おばあちゃんの味噌汁風。


小麦の風味がしっかりわかる細麺はツルツルおいしい。野菜はスープまぶしつつ、シャキシャキ食べる。叉焼も脂の甘みと旨みがベストバランス。


よく噛んだはずなのに、あっという間に丼ぶりは空っぽ。ああ、このスープを持ち帰って、晩ごはんのとき飲みたいな、などと不埒なことを思う。


ごちそうさまでした。