今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺喰らう(その 489)すんきそば in よもだそば

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すんき。不思議な響きに目を奪われる。店頭のポスターによれば木曽地方伝統の漬け物で、東京ではよもだだけ、なんだとか。むうう、興味深い。


飛騨地方には漬け物のステーキがあるし、岐阜は意外な漬け物王国なんだな。かき揚げ、カレーなどのよもだ名物に惹かれるも、限定には弱い。


なんでも塩を一切使わず乳酸菌発酵でつくられたとか。名前が似ている京都のすぐき漬けを連想するけど、あちらは塩を使うらしく、やや異なる。


すぐに呼び出しがかかり、すんきとご対面。まずはすんきをつまみ上げてパクリ。おおっ酸っぱいし、歯ごたえ十分。白米よりお茶が似合いそう。


香り豊かなツユ、しっかり風味のあるそば、サクサクの揚げ玉。よもだそばは基本がしっかりしているので、変化球のすんきを難なく受け入れる。


するする手繰ってゆくと、ほどなく食べ終わる。見ればすんきが浮いているので、箸で寄せ集めて一網打尽にツユごと流し込む。うまうまです。


Wiki をみれば冬の保存食で貴重な蛋白源なんだとか。塩分不使用とは思えぬしっかりした味はクセになりそうです。また出会ったら、食べたいな。


ごちそうさまでした。


しばらくは孤食のグルメ&お蔵出しです。