今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺喰らう(その 558)海鮮かた焼きそば

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マツコの知らない世界」が毎週楽しみである。いわゆる好事家がマツコにその偏愛対象のプレゼンをする番組で、特に食にまつわる話が楽しい。


で、「かた焼きそば」。米国発祥で揚げ麺を用いているとか。同類の皿うどんは長崎発祥でちゃんぽん麺、餡かけ焼きそばは中国発祥で炒め麺。


これが正しいかどうかよりも、思いもよらぬ区分法に興奮すら覚えます。1000種を食べ歩いたマニアの姿には、畏敬の念をもたざるをえません。


さて、こちらの焼きそばは、炒め麺と揚げ麺が選べるとのことで、揚げ麺=かた焼きそばを選ぶ。餡は海鮮と五目で悩みましたが、海鮮で注文。


つくづくテレビに影響されやすい自分を恥じつつも、食欲が勝り楽しみに待つ。程なくやってきた焼きそばは、餡がぽってりして実に頼もしい。


まずは麺をポリポリたべる。細めのベビースターラーメンといった趣き。揚げ置きだろうけど、単体でも十分おいしく、駄菓子気分でウキウキ。


番組で紹介されたとおり、餡かけを半分に寄せてパリパリ部分を保ちつつ食べてゆく。エビイカホタテの海鮮軍はさすがのおいしさ、安心します。


野菜たっぷりなのが嬉しいな。でも、餡かけブロッコリーの熱さはヤケド級でした。ハフハフと餡かけを食べていると、やがて麺はくったりする。


なるほど、インスタントラーメンが揚げ麺を戻したものというのがしみじみ理解できますね。やや硬めの麺をズルズル、パキパキ、楽しみました。


ごちそうさまでした。