今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺喰らう(その 637)大宮担々麺 in 日高屋

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中華が食べたいとき、華僑が営む本格派から、親しみやすい街中華まで選択肢は数多い。それに加えて、チェーン店も華やかである。


バーミヤン餃子の王将日高屋などのメジャーどころはもちろん、餃子の満洲、紅虎餃子房、東秀なども個人的に使い勝手がよい。


選べる喜びを味わいつつ日高屋へ。座席のタッチパネルは便利ですが、メニューが一望できないのは面倒ですね。さて、何にしようか。


定番の野菜たっぷりタンメンに餃子をつけるかな、半炒飯でもいいナ。いやいや、ポスターにある天津飯も捨てがたい。悩んじゃうな。


ふと季節商品に大宮担々麺を発見。以前も食べたけど、寒い季節に似合いますね。換気のため入口付近の席は肌寒いので、暖をとろう。


あたかもご当地ラーメンっぽいけど、日高屋の創業地だから、大宮と名づけただけらしい。埼玉はどちらかといえば、うどん県ですしね。


それにしても、大宮市がなくなって20年経つとは信じられない。駅の名称にその名は残るけど、浦和と大宮の覇権争いが幻のようだ。


とかいう間に、担々麺の到着。見た目は赤いニラ玉ラーメン、そうそう、こんなだった。ラー油に覆われたスープを飲めば、おお、辛いっ。


いわゆる本格中華のような香椒によるしびれはなく、ラー油による辛さがメイン。麺をツルツルすすれば、教科書のような旨辛さです。


玉子はふわふわで、辛いスープの緩衝材となります。シャキシャキの玉ねぎと、刻みザーサイが食感にアクセントをもたらし、実に愉快。


気づけばおデコに汗、胃は熱さと辛さに悶え、カラダがホットホットなのに足元には換気の冷風。箸が止まらないまま完食です。


ごちそうさまでした。