世界三大スープは、トムヤムクン、フカヒレ、ブイヤベース、ボルシチという。三大なのに4つあるのは、それだけ選ぶのが難しいからとか。なるほどね。
ともあれ、どれも食べたことはあるかな、程度。カップヌードルにもラインナップされているトムヤムクンラーメンが比較的なじみがある気がする。
で、東南アジア料理店にて、トムヤムラーメンを注文する。調べると、トム=煮る、ヤム=混ぜる、クン=エビらしい。エビを諦めて、麺を入れたのかな。
で、やってきたのは、ばっちりエビ入りのひと品。まあ、ネーミングなんて雰囲気だよね。レンゲでスープを飲めば、甘くて、酸っぱくて、しっかりカライ。
海鮮だろうか、深い旨みが感じられ、なるほど三大スープは伊達じゃない。平べったい米粉麺がすするたびによく絡んで、唇がヒリヒリといたむ。
独特の風味のパクチーも、このスープには不思議と頭を押さえられたように従っている。大ブームになった香草だけど、これくらいの、香りづけ程度がいいね。
BGMは、タイ語だか、ミャンマー語だかわからないけど異国感満載です。ズルズル、ハフハフ、ヒリヒリと楽しみ、お腹が温まるころ、無事に完食です。
ごちそうさまでした。