のり。すぐに思い浮かぶ板のりは、紅藻類の甘のりからつくられる。青のりやあおさは緑藻類で種類が違う。漢字だと海苔であり、海のコケと書くけど、淡水のりもある。
食物繊維、ミネラル、ビタミンが豊富な伝統食。その消費量は平成12年をピークに低落傾向にあり、特に贈答品需要が減ったとか。お歳暮、お中元は衰退したもんな。
さて、本日はインドカレーがおいしいことで知られるよもだそば、看板のカレーが味わえる各種朝セットもあるけど、季節の揚げ物含め、種ものも種類が豊富で嬉しい。
最近は朝しっかり食べると太田胃散が手放せないので、自重せねばなるまい。店前のポスターで健康そばシリーズに目をつけ、ばらのりそばを選ぶ。うん、ヘルシー。
やってきたのは小ぶりな丼ぶり。ツユを飲めばアツアツ、ダシがきいてカエシも濃いめの好みのタイプです。唇を濡らす天かすは、サラサラと喉越しよくいただけます。
のりゾーンのそばを持ち上げ、スルスルといただけば、馥郁たる磯の香りが鼻腔を満たします。ばらのりってなんだと調べれば板のりにする前の甘のりなんだとか。
いわば海苔かすと天かすのコラボであり、ご機嫌にグイグイ食べてゆく。最後に残った、のりの溶け込んだツユをゴクリ。ごはんですよスープっといった様相で、旨し。
ごちそうさまでした。