今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

定食春秋(その 547)日替わりランチ in ランチョン(ポークカツとシーフードグラタン)

 

 

居酒屋の昼営業は間違いない。ディナータイムに向け、仕込みついでと思いきや、夜も来てねと言わんばかりにお得でおいしいメニューが並ぶ。ビアホールもまた然り。

 

こちら靖国通りを見下ろす老舗ビアホール兼洋食屋のランチョン。その道のプロが注ぐビールを片手に、ビーフパイ、有頭エビフライ、オムレツなどをやっつけられる。

 

店前で確認した本日の日替わりはポークカツとシーフードグラタン。ウキウキと日替わりを頼み、夜の後学のためメニューを眺めれば、ランチビールの文字が眩しい。

 

古本屋が多く、シニアが集まるエリアなので、周りはチラホラとビールを楽しんでいる。うらやましくも昼酒は老後の楽しみ。窓から靖国通りを眺めて自分をごまかす。

 

程なくやってくるマイランチ。グラタン皿が貝殻形なのがいいね。色鮮やかなドレッシングはオリジナルっぽく、追加してかけたところで、まずはサラダからいただく。

 

千切りのキャベツはふわっふわ。ドレッシングはトマト味らしく、酸味がちょうどいい。ベジファーストを意識しながらもあとで油をサッパリさせるため半分ほど残す。

 

ナイフとフォークで食べるのがいかにも洋食屋さん。ソースのかかったカツを四等分して、端っこをパクリ。サクサクしつつも油切れがよいので、肉の旨みが楽しめる。

 

当然の助動詞べし、でごはんがおいしい。お皿に盛られたごはんは、どうしてこうも気分が上がるのか。ここで、マカロニサラダで口内の雰囲気を変えて、水をひと口。

 

さて、そろそろグラタンを食べようかな。スプーンでいただくと、カリカリに少し焦げたチーズ、濃厚なホワイトソース、シーフードの旨みなど、文句なしの三重奏。

 

グラタンなど滅多に食べないので、なおのこと嬉しい。カツ、ごはん、サラダ、グラタンとサイクルを回せば、あっという間に完食。今度はビールを味わいにこよう。

 

ごちそうさまでした。