今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺喰らう(その 904)かけうどん・小

 

 

新型コロナが5類に再分類され毎日の感染者数の報告もなくなった。去る者日日に疎し。やっと日常が帰って来たわけで、飲み会が再開されれば二日酔いとも再会です。

 

とはいえ、3年余りですっかりお酒にも弱くなり、動けないような二日酔いはない。せいぜい「少しムカムカするので、朝に軽く何か胃に入れておきたい」程度である。

 

で、うどん。汁っけが欲しいけど、関東風そばのキリッとしたツユではなく、讃岐うどんのやさしいダシが飲みたい。お得な天ぷらは追加せず、サービスの天かすだけ。

 

ダシを飲めば、滋養に満ちた味わいが胃と心にしみる。ついつい飲みすぎた昨日の自分に猛省を促す味です。七味は加えずショウガの香りを楽しみつつうどんをすする。

 

いつもなら嬉しいうどんのコシが、弱った胃腸にはうらめしい。それでも艶やかなうどんにやさしく慰められ、徐々に元気を取り戻す。サクサクの天かすも元気の素。

 

夜の飲み屋街は以前のような活気を取り戻すのかもしれないけど、いったん身につけた飲み会レスの世界もまた住み心地は悪くなかった。そんなことを思いながら完食。

 

ごちそうさまでした。