今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺喰らう(その 950)冷やし梅とろろうどん in 星のうどん at 横浜

 

二十四節気と体感のズレは、新暦導入時からずっとあったけど、地球温暖化が更に追い討ちをかけている。なんかもう、ず〜っと夏。気づけば秋がなく冬になっている。

 

暦の上では残暑なんて言われても、関西人の「行けたら行く」くらい信じられない。四季から二季へなんて記事も読んだけど、なんかそのほうがしっくりきませんか?

 

とはいえ四季折々のメニューに未練があるので、温暖化ストップは難しくとも、少しでも環境に貢献しておきたい。ちなみに割り箸は間伐材を使うので、エコなのです。

 

能書きはさておき、こうも暑いと麺食いの私でも温麺はつらい。ざる、ぶっかけ、冷やし。名前はともあれ冷たい麺で涼をとりたい。そんな思いで、券売機を眺める。

 

左上から1行ずつ右下まで確認して、結局は左上に配置された季節メニュー「冷やし梅とろろうどん」を選ぶ。写真をみてもまず間違いのないサッパリしたうどんです。

 

まず器が冷たいのに好感、客が求めているところをわかっています。こちらのウリは博多風のダシですが、冷やしは濃いめのツユのようですね。チラリとワサビをとく。

 

もちもちのうどんとまぁるい塩味のツユがよく合います。ワサビのパンチが結構きくので、少しだけにしてよかったな。ツユが少なめで、溶け出さないとろろ昆布を喰む。

 

当たり前ですが強い昆布の香りが鼻を抜け、クニュクニュした食感も独特です。ザクザクのワカメ、舌がしびれるほど酸っぱい梅干しなど、実にバランスのよい布陣です。

 

気持ちうどんの量が物足りないけど、腹八分目、足るを知るのが大事ですね。これでワンコインならお値打ちといえましょう。最後に残るツユをひと口飲んで下膳する。

 

ごちそうさまでした。