今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺喰らう(その 155)自家製 サラダ風冷やし中華(シマダヤの流水麺)

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空に太陽がある限り愛が続くならば、 

店に流水麺がある限り夏なのだ。


とはいえ、それはあたかも秋のセミのように、いつ尽きるともわからない、儚い命。


夏の終わりを心に刻むために、やはり冷やし中華が幕切れにふさわしいのではないか。


まわしものではないけれど、シマダヤの流水麺は秀逸である。


「冷たい麺が食べたいのに、大鍋で湯を沸かす問題」を解決した功績は、相対性理論にも比肩するのではなかろうか。


さて、冷やし中華というのは、具材を選択、仕込むのに手間がかかる。


これという定番のサイドメニューもないので、腹もちのためにも単独でバランスよく仕上げたい。


そんなところで、サラダ風。


そもそも、冷やし中華の具というのはサラダとも共通しているわけで、ここぞとばかりにモリモリ盛りつける。


皿の一番下にレタスを敷きつめただけでも、グンと健康志向が出せそう。いや、滲み出てますよね、たぶん。


トマト、キュウリ、レタスの野菜チーム。エビ、カニカマ、厚焼き玉子の蛋白質チーム。そこにサラダチキンも加わって、重厚な布陣です。


ほとんどが出来合い。横着なのは承知のうえで、色どりだけは意識しました。やっぱり冷やし中華には華がないとネ。


もちろん、味は安定のシマダヤ。ツルツル、モグモグおいしくいただけました。


サラダチキンが意外と合う。これはぜひ来年まで記憶しておきたい。棒棒鶏がわりにちょうどいいのナ。


残暑がどうなろうと、これで夏は強制終了、また会う日まで、会えるときまでオサラバです。


ごちそうさまでした。