今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺喰らう(その 294)自家製・純連味噌ラーメン

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休日にテレビを眺めていると、のんきなロケ番組が再放送されている。おや、味噌ラーメン。行列の名店はさすがにおいしそうだな〜と凝視。


ここで、ふつふつと湧いてくるラーメン欲。遠出は禁物だし、近所のスーパーで集められる食材で勝負しよう。いや、勝ち負けではないけどさ。


まずは、メインのラーメン。棚に居並ぶご当地ラーメンから、味噌を選択。札幌で高名な「純連」のレトルト、期待は早くも高まります。


味噌ラーメンなら野菜はもやし。キャベツも入ったオトクな大袋をゲット。コーンは悩むところだけど、底に沈むと口惜しいからやめておく。


朝に思い立ち、昼ご飯にしようというのだから仕込み時間などない。味玉、チャーシュー、メンマは出来合いを購入し、いそいそと帰宅する。


まずは作り方を斜め読みして大鍋に湯を沸かす。その間、フライパンで野菜を炒めて、熱湯を注ぎスープを加える。ネギ油で炒めてみましたヨ。


スープが溶けて、いい香りがたったところで、麺を開封しては大鍋に入れる。意外に忙しい。だが面倒さの向こう側にある味を求めて頑張るのダ。


2分半たったら湯切りした麺を丼ぶりに移し、具材をいそいそと盛り付ける。そこにザブンと野菜スープを注げば完成。おお、それっぽいな。

 

まずはスープをひと口。うん、おいしい。当たり前だけど単なるみそ汁とは一線を画しており、旨み、濃さ、甘み、いろんな要素がせめぎ合う。


縮れ麺がよく絡んで、デコ汗がジワリ。塩っ気だけではない旨味の濃さにしびれる。野菜はやや煮え過ぎたけど、それもまた味わいのうちだね。


家人も「おいしい、おいしい」と食べてくれて、思いつきのわりに充実のお昼ごはんでした。盛り付けには工夫が必要と自省しつつも完食。


…やっぱり、昼ビールが合うのよ、これが。


ごちそうさまでした。