先日食べた力(チカラ)そばがおいしかった。餅とそば。炭水化物の二乗ですが、お雑煮を食べているような、どことなく懐かしい感じがあった。
力そばはチェーン店ではあまり見かけない。手間がかかるのかな。でもきっと、個人店がそれぞれの流派、流儀で工夫を凝らしているに違いない。
まだ暑いけど、積極的に食べていこう。いつまでもあると思うな個人そば店。コロナ騒ぎもあり、冬まで待っていると店仕舞いされかねないのダ。
で、こちらのメニューをみるに、力そばはない。たぶん、揚げ餅そばが該当するのだろう。名前からして店ごとに個性が出るんだなぁ、と感心。
冷やしもあるけど、お雑煮感のためにもここは熱いのを頼もう。後客のカツ丼のほうが早いところからも、餅の扱いは手間ひまかかるんだな。
やってきたそばには、たっぷり4個も揚げ餅が。なるほど、カツは出来合いだけど、揚げ餅は受注生産なんだな。ふふふ、得した気分ですね。
1つかじれば、ふわ、さく、トローリ。焼き餅とも煮餅とも違う独特の食感に感動。安定のクオリティのそばに、ピリリ大根おろしがアクセント。
そばスルスル、餅ハフハフ。楽しい。熱い料理をハフハフ食べるのは、わが国の個性らしいけど、鼻腔に抜ける味わい込みで、いい文化ですね。
ごちそうさまでした。