行列に並ぶのが苦手なので、ディズニーも人気店も縁がない。ところが、ふだん行列のラーメン店を通りかかると席があいている。
今日はラーメン腹ではないけど、チャンスは最大限に生かすかのが私の主義なのでそそくさ入店。どれにしようかな、券売機を睨む。
おいしかった記憶はあるけど、具体的に覚えていない。迷ったときは左上、醤油らーめんを選び、ついでに味玉でボリュームアップ。
席についてからブログで調べれば、前回は8か月前、醤油らーめんを食べている。自分の思考のクセに苦笑いしつつ、ワクワク待つ。
https://socius-lover.hatenablog.com/entry/2021/02/24/070600
味玉つきで千円ジャスト。高いと思うか、お値段以上と割り切るか。就職して以来ずっとデフレなので、少しドキドキする値段です。
瀟洒な盛りつけに期待が高まる。スープに輝くのは鷄の油かな。レンゲでスゥと飲むと、深い旨みのまろやかな醤油味が実に愉快。
野菜は少しのカイワレのみ。本音をいえば、ラーメンはこれでいいのヨ。野菜なんて飾りです、偉い人にはそれがわからんのです。
細ストレート麺は角がたつ食感で、ズビズバすすれば当然おいしい。鷄チャーシューは胸肉でしょうか、サクサクした歯ごたえです。
豚チャーシューは、レアであるはずがないけれど、レアっぽいとしか言いようがない。絹のごときなめらかな口ざわりがたまらない。
味玉は黄身に複雑な味がついており、何やら注射してあると確信。なるほど、これだけ丁寧に仕事をしていれば、千円するわけだ。
何に追われるでもないのに早食いになるおいしさ。たっぷりのスープが残ったけど、健康を慮って、ふた口だけ飲んでレンゲを置く。
ごちそうさまでした。