環境問題やベジタリアンなど、さまざまな需要から、代替肉というジャンルがある。培養肉という秘法もあるけど、メジャーどころでは大豆ミートがある。
大豆は蛋白質が豊富なので「畑の肉」と言われてきたけど、ついに公式に肉扱いされるようになったのですね。大豆ミート、ネーミングの勝利ですね。
最近では、スーパーの精肉売り場の隅っこにも置かれるようになり、肉の代わりではなく、大豆ミートがおいしいというファンも増えてきたのではないか。
ビールの代わりの発泡酒のように。なんならノンアルビールでもいいやとなるように。個人的に、麻婆茄子など味の濃いものは、大豆ミートが合うと思います。
さて、外食産業でも徐々に出回り始めた大豆ミート。ここ、やよい軒でもレギュラー化してますね。以前食べた生姜焼きは違和感なくおいしかった記憶が。
https://socius-lover.hatenablog.com/entry/2022/08/10/070000
本日は野菜炒め。味が薄いので違和感がないか心配でしたが、結論から言えばアリ、大いにアリでした。定食を食べて 500 キロカロリー以下も驚きです。
全体に薄味で、キャベツは甘く玉ねぎも甘い。素材の味を楽しむのも悪くない。さっぱり味でも意外とごはんがすすむもので、ルンルン気分で食べてゆく。
さて、大豆ミート。先入観なく、芸能人格付けチェックのように、目隠しでもされれば、まったくわからないと思う。繊維のない、不思議なお肉って感じ。
ところが、定食についてきた辛味噌につけて食べると、新手のホルモンの部位のようで、オカズヂカラが半端ない。なんなら、ノンアルビールが欲しいくらい。
せっかくヘルシーな定食なので、卓上の漬物は食べず、ごはんのおかわりもしない。この満足度で動物性のものが味噌汁のダシくらいとは、恐れ入る次第です。
ごちそうさまでした。