そばっ食いの私ですが、たまにうどんが恋しくなる。ツルツルしたうどんを喉で味わいたいときは、シンプルなほうがありがたく、温かいかけや冷たいぶっかけがいい。
で、最もシンプルな「しょうゆ」を選ぶ。茹でたてのうどんにを醤油をかけただけのシンプルな一杯。温冷どちらもおいしいけど、より喉越しを堪能できる冷にしよう。
シンプルを求めたけど、無料トッピングの天かすと生姜の誘惑には勝てない。やってきたうどんは艶かしく白く、凛としたたたずまい。まずは何もつけずひと筋すする。
冷たくしめられたうどんは、歯を押し返すもちもちした弾力や、ぶつりと切れる食感が愉快です。ゴクリと飲み込めば切れのある喉越し、まるでスーパードライの如し。
ここで醤油を軽く回しかけ、うどんをかき混ぜる。鼻腔に届く醤油の香りが食欲をかき立てます。ひと口すすると、醤油で目覚めたうどんの甘さがよくわかりますね。
まるで、うどんのお刺身や〜。などと心のなかの彦麻呂が叫びます。ザクザクの天かすは、醤油を適度に吸ってスナック菓子のような味わい。おろし生姜も新鮮な刺激。
糖質を気にするあまり、日和って小にしたものの、これなら4、5杯は食べられる。とはいえ、生姜の刺激もあるのかしっかり胃が動き始め、いい一日のスタートです。
ごちそうさまでした。
