人気ラーメン店に空き席をみつけ、久しぶりにノレンをくぐる。券売機をながめると煮干そばver.2を発見。なにやら進化したものなのか、興味をそそられて発券する。
プレイバックPart 2、あるいはモヤモヤさまぁ〜ず2のように「1」がない類いかもしれない。念のためブログを調べると、3年半ほど前にver.1をきっちり食べている。
https://socius-lover.hatenablog.com/entry/2020/11/27/070500
男子、三日会わざれば刮目してみよ。人気店の3年半ならばいかなる進化を遂げるのか。ピカチュウがライチュウに、ムチュールがルージュラに進化するような変化か。
楽しみに待つことしばし、やってきました煮干そば。チャーシューが2種になり、削ぎ切りの長ねぎではなく、刻み玉ねぎが目立つ。あと、生のりが増えてるのかな。
レンゲでスープを飲めば、ガツンと濃厚で少しくさみが鼻に抜ける。たっぷりの玉ねぎはスープに沈めて、細ストレート麺をすすれば、おいしさの答え合わせですね。
卓上にはいろいろ調味料があるけど、つけそば、中華そば、鶏白湯など用途が書いてある。限定の煮干そば用がないので、昆布酢をかけてみれば、これがピッタンコ。
酸味が加わるのでさっぱりと飲みやすく、わずかに感じたくさみもなくなりました。鶏チャーシューは驚くほどやわらかで、豚チャーシューは心地よい歯ごたえです。
生のり、カイワレは濃厚なスープに負けない働き。食べるうち、スープの間に間に玉ねぎが浮かんでくる。いい大人ですがあえて言おう、生玉ねぎは苦手である、と。
シャクシャク食感はともあれ、アリシンの刺激、独特の辛みがスープを上回り、箸が進まない。フードロスは嫌だけど、「玉ねぎ抜きで」という勇気もないのですね。
今回は玉ねぎが入っていると知らなかったので避けようもない。以前八王子ラーメンを食べたときも、生玉ねぎは少し煮えていたけど、なんとなく箸が進まないのです。
ともあれ、大部分の煮干そばはおいしく、個人の好みで評価してはいけない。今どきのおしゃれラーメン店との相性はさておき、ver.3になるころ、三たび食べにこよう。
ごちそうさまでした。