今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺喰らう(その 1004)煮干そば ver.2

 

人気ラーメン店に空き席をみつけ、久しぶりにノレンをくぐる。券売機をながめると煮干そばver.2を発見。なにやら進化したものなのか、興味をそそられて発券する。

 

プレイバックPart 2、あるいはモヤモヤさまぁ〜ず2のように「1」がない類いかもしれない。念のためブログを調べると、3年半ほど前にver.1をきっちり食べている。

 

https://socius-lover.hatenablog.com/entry/2020/11/27/070500

 

男子、三日会わざれば刮目してみよ。人気店の3年半ならばいかなる進化を遂げるのか。ピカチュウライチュウに、ムチュールルージュラに進化するような変化か。

 

楽しみに待つことしばし、やってきました煮干そば。チャーシューが2種になり、削ぎ切りの長ねぎではなく、刻み玉ねぎが目立つ。あと、生のりが増えてるのかな。

 

レンゲでスープを飲めば、ガツンと濃厚で少しくさみが鼻に抜ける。たっぷりの玉ねぎはスープに沈めて、細ストレート麺をすすれば、おいしさの答え合わせですね。

 

卓上にはいろいろ調味料があるけど、つけそば、中華そば、鶏白湯など用途が書いてある。限定の煮干そば用がないので、昆布酢をかけてみれば、これがピッタンコ。

 

酸味が加わるのでさっぱりと飲みやすく、わずかに感じたくさみもなくなりました。鶏チャーシューは驚くほどやわらかで、豚チャーシューは心地よい歯ごたえです。

 

生のり、カイワレは濃厚なスープに負けない働き。食べるうち、スープの間に間に玉ねぎが浮かんでくる。いい大人ですがあえて言おう、生玉ねぎは苦手である、と。

 

シャクシャク食感はともあれ、アリシンの刺激、独特の辛みがスープを上回り、箸が進まない。フードロスは嫌だけど、「玉ねぎ抜きで」という勇気もないのですね。

 

今回は玉ねぎが入っていると知らなかったので避けようもない。以前八王子ラーメンを食べたときも、生玉ねぎは少し煮えていたけど、なんとなく箸が進まないのです。

 

ともあれ、大部分の煮干そばはおいしく、個人の好みで評価してはいけない。今どきのおしゃれラーメン店との相性はさておき、ver.3になるころ、三たび食べにこよう。

 

ごちそうさまでした。