冠番組をもつというのは、タレントにとって誉れである。売れっ子アイドルにはありがちだし、芸人がゴールデンに冠番組をもてば一流の証であり、枚挙に暇がない。
「ダウンタウンの」「天才たけしの」「タモリの」「欽ちゃんの」など、どこまでさかのぼればよいものか。ラジオもこの傾向が強いかな。「吉田照美の」「伊集院光の」とか。
さて、本日のディナーは「山岸一雄監修つけ麺」。4人前520グラム入りの麺と、別売りで魚介だし、醤油だしのスープが売られている。池袋大勝軒の名物店主ですね。
食関係で冠レシピをもつ人は少ない。陳建一とか、平野レミあたりが浮かぶけど、最近はYouTuberが多いかも。速水もこみちとか、尖ったレシピも楽しいんだけどね。
ともあれ、寸胴にたっぷり湯を沸かし、3種のミックス野菜をひと茹で。器に取り分けたら、麺をほぐしながら鍋に入れ、並行して雪平鍋で魚介スープに熱を入れる。
麺が茹で上がったら手早く水でしめる。この季節、まだまだ水道水は冷たいけど、そのほうがおいしく仕上がる気がする。よく水をきったのち、具材とともに盛りつけ。
メンマ、チャーシュー切り落とし、味玉。スーパーで買えるものばかりだけど、なかなかどうして、しっかりおいしい。チャーシューをつまみつつビールを飲んじゃう。
スープは沸騰させず火を止めて、小ぶりの器に取り分ければ出来上がり。4人前の麺を3人で分けているので、ボリューム感も店に負けず劣らず。いざ、いただきます。
ツルツルシコシコの麺は、スープに軽くつければ小麦の味が際立ち、どっぷり漬け込めば魚介の味が楽しい。たっぷり野菜もスープに浸してはもぐもぐと食べてゆく。
2人前のミックス野菜は、炒めるとかなりの量だけど、茹で上がるとしんなりしてたくさん食べられます。小麦天国は糖質天国でもあり、罪滅ぼしの野菜が助かります。
極太メンマ、黄身がねっとりした味玉、切れ端でも脂ののったチャーシュー。どれもおいしい。大勝軒は支店しか行ったことがないけど、おいしさは十分伝わりました。
ごちそうさまでした。