今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺喰らう(その 888)地鶏の親子うどん

 

卵料理が好きである。卵かけご飯を料理と呼ぶかはさておき、オムレツや卵とキクラゲの炒め物、もっとシンプルに目玉焼きやゆで卵でもいいし、とにかく好きである。

 

ひと昔前、卵は1日1個までと言われていた。しかし、食物に含まれるコレステロール血中濃度と相関しないという研究成果が出され、そんな勧告はなくなっている。

 

しかし、物価の優等生と言われた卵もお高くなっている。個人的には業界を守るためなら多少の値上げは構わないけど、大量に用いる飲食店はそうもいかないだろう。

 

で、なるべく外食でも卵を消費するよう心がけている。ミクロもミクロな経済学だけど、小さいことからコツコツと取り組むしかない。そんなわけで本日は親子うどん。

 

先日なか卯に行ったとき、自分が親子丼をあまり食べないことに気づかされた。味的には好きなのに、カツ丼や牛丼など、ガッツリ系を欲する最後のお年頃なのだろう。

 

https://socius-lover.hatenablog.com/entry/2023/04/14/000000

 

とはいえアラフィフともなれば、肉もいいけど野菜も食えよ、と心のなかの自分が叫ぶ。やってきたうどんは、卵の黄色とワカメの黒が鮮やかで、リゲインのようだ。

 

うどんをいく筋かすすれば、いつもの安定したおいしさ。ダシがきいていて、もちもち。卵の黄身はふわふわ、白身はツルツルで、熱が入ってかための仕上がりがいい。

 

鶏肉もキシキシと歯ごたえがあり、サッパリとタンパク質が補給できる。親子と言いつつ、親は地鶏でも、おそらく子は採卵鶏(レイヤー)からとったものだろうな。

 

ともあれ、目の前の一杯はおいしい。七味もかけず、ダシのやさしさ、うどんのしなやかさ、卵の味わいを堪能する。食べて応援できるなら、1日2個まで食べますよ。

 

ごちそうさまでした。